昨日まで東京国際フォーラムで開催されていた日本最大のアートフェア、 「アートフェア東京2014」 を見に行きました~☆
国内外140以上のギャラリーが、ブースごとに古美術から工芸品・日本画・ 洋画・現代美術までと、時代とジャンルを超えた作品を展示販売していました。
最終日の閉館2時間前にギリギリで入ると、会場内は大勢の人! 中でも私が真っ先に向かったのは、工芸やジュエリーなどのブースです。
許可を得て写真を撮らせて頂きました。
4枚目の写真は、アコヤ真珠を和紙で包んだネックレスです。 オランダのアーティストが制作したもので、真珠のテリが和紙を通して 優しく柔らかい表情に感じられます。
“ジャポニズム”の発端は17世紀のオランダ。「オランダ東インド会社」が 日本から持ち帰った和紙、雁皮を、画家のレンブラントが作品に好んで使った そうです。それがやがて19世紀のヨーロッパに広がった“ジャポニズム”へ。
ピンで留められた昆虫採集の標本のような作品。写真には写っていませんが、 蝶だけではなく、ほかにもいろいろな種類の昆虫がいました。 昆虫好きにはたまらないような作品ですね!これは、それぞれの虫の色をPCに 取り込んで、織って制作されたものだそうです!とてもリアルでした。
モディリアーニの絵画は、足踏みミシンで糸を変えながらの刺繍による作品です。 他にも、セザンヌ等有名な絵画が刺繍で表現されていましたが、糸を使うことで、 何か身近で温かみを感じました。
一番下の写真は、お笑い芸人の「キングコング」西野亮廣さんの本の原画です。 どこかで見かけた方だなと思ったらご本人が来場されていました。絵本作家としても 活躍されているんですね。ティム・バートン監督にも認められているそうですが、 とても細かなタッチの絵でした。
初めてでしたが、いろいろなジャンルの作品があるのでとても楽しめ、 刺激になりました♪ 来年はもっとゆっくり見てみたいと思います。